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本記事のテーマ
「漫画の描き方が知りたい。」
「描いてみたいと思ったけれど、一体何から手を付ければ・・・」
「頑張りたい気持ちはあるけど、いざ描こうとすると描いている途中で諦めてしまう。」
こういった悩みに対し僕個人の体験談を踏まえてお話しさせていただこうと思います。
以下の人たちに読んでいただきたい内容となっております。
・漫画も絵も描いたことのない初挑戦の人
・絵を描いた事はあるけど、漫画も挑戦したいの人
・漫画を描いてみたものの続かない人
では、順に紹介させていただこうと思います
①目標設定|漫画家になる
目標設定は、
「漫画家になる」にしましょう。
「漫画家になりたい」ではありません。
「漫画家になる」です。
「別になりたいでもいいんじゃ・・・」
と考える人もいるかもしれません。
確かに「なりたい」でも問題はありません。
ですが、漫画の主人公が夢を追う時に「ーなりたい!」と言うでしょうか?
「海賊王に俺は、なる!」
「先代のどの火影も超えて、やる!」
上の例のように大抵の主人公は夢を語るときに言い切ってしまいます
私達は、そんな主人公を描く作者です。
その作者が「漫画家になる」と言い切れないようでは、しょせんそれまでの夢だったと言われても仕方がありません。
覚悟を決めましょう。なると言ったらなるんです。そうすれば絶対にあなたは漫画家になれるはずです。
目標を伝える|まずは一番信頼できる友人から
これは、簡単そうに見えてとても難しいことです
なんてったって、恥ずかしいからです。「伝えて笑われたらどうしよ・・・」「無理と言われて拒絶されるのが怖い」色々な憶測が脳内を駆け巡ることでしょう。
ですが、安心してください夢を伝える行為にデメリットなど存在しません。むしろメリットしか存在しないんじゃないかと思います。
なぜなら、その友人があなたの本当の友人であれば、あなたの夢を笑うはずがないからです。
大切な人が本気で決心して夢を話してくれたのです。その夢が大きかろうが小さかろうが関係ありません。
きっと応援してくれるはずです。それどころか作品を見せる相手が増えれば増える程、あなたのスキルはぐんぐん成長することでしょう。勇気を出してください。あなたならできるはずです。
②環境準備|ペンタブレットを用意する
完全に漫画を初挑戦する人からのよくある質問で、
「漫画を描くにはどの道具を使えばいいですか?」と聞かれることがあります。
ぶっちゃけ原稿用紙、ホワイト、インク、Gペン、トーン・・・など漫画制作にないといけない道具を集めるとなると、なかなかのお値段に膨れ上がります。
そこから制作の手間を考えると、私はパソコンでの作業を推奨します。
ですがマウスで細かい漫画を描くのは不可能に近いです。
そんな時にあると便利なアイテムが、ペンタブレットです。
パソコンに接続することで、まるで紙に描くようにパソコン内で絵が描くことができます。
それにコミック用のソフト「CLIPSTUDIO」を使用すれば漫画を描く際に、多種多様なトーンを使用し様々な表現をつけることができたり、スマホで撮影した写真を漫画の絵のように変換することも可能なので、初期費用は少しかさばりますが本気で漫画家を目指すなら手にしておいて損はしないと思います
③基礎理解|そもそも漫画って何?
漫画という仕事はただ絵を描く仕事のように見えますが、実際はそうではありません。
実際はストーリーから舞台から構成からと様々なことを考える一人映画監督のような職業です。
どうでしょうか?大変に見えてきましたか?ですが構成やストーリーにプロット、ネーム色々業界言語が存在しますが大切なことは、感情です。
読んでくれた読者に対して自分は何を伝えたいのかどういう感情を伝えたいのかというところが重要になっていきます。
結果的にそれが面白いということに繋がります。
なので感情を伝え創り出すことが漫画家のお仕事です。
感情って創れるの?
創れません。
もし創ることができるならきっと現代のロボットは喜怒哀楽を持っていて人間との差は0になっているかもしれませんね。
では、どのようにして感情を伝え創り出すのかというと・・・
あなたが今日まで生きてきた経験からです。
きっと毎日を過ごしていれば感情の揺れ動きを感じるはずです。
・「あの子が好きになった」
・「あの人みたいになりたい」
・「あいつだけには負けねぇ」
こういったあなたが感じてきたこれまでの感情をピックアップして漫画のキャラクターに置き換えれば、おのずとキャラクターやストーリーは完成していくはずです。
なのでまずは自分を理解するところから始めてもいいかもしれませんね。
自分は一体何が好きで何が嫌いなのか。
暗い話が好きなのかそれとも明るい話が好きなのか。
自分自身に対する理解を深めれば、キャラクターやストーリー作りのスピードはおのずと上がるはずなので、挑戦者の方は時間をかけてもいいので自分を知るというところから始めましょう。
④創作手順|基礎知識→短編作品を作る
学習方法は次の通りです
⑴基礎を学ぶ
⑵短編作品を作る
これだけです。
漫画の基礎と言っても特に決まりがあるわけではありません。
ですのでいち早く漫画家になりたい人は、5ページ程で漫画を描いてみましょう
とりあえず短編を描いてみる
漫画を描き始める方の初歩的なミスで急に30ページという増大な物語を描こうとする人がほとんどだと思います。
ですがページをたくさん描いたからと言って面白いわけではありません。
たった5ページでも面白い漫画、感情を動かす漫画は面白いものです。
近頃の流行であれば、SNSでUPされている、1p~10pほどのものがあります。
SNS経由で漫画家になった方も沢山いらっしゃいます。
ですので、少ないページボリュームでも表現できることは様々です。
まずは挑戦してみましょう
重要なのはあなたです。
ひいてはあなたの行動でありあなたが描く作品が大切なのです。
きっと漫画の描き方と検索すれば、頭の痛くなるような言語説明ばかりしてくるサイトに沢山、出会うと思います。
全て無視してください。
私達は勉強がしたいから漫画が描きたいと思ったのではないのだから、描きたいと思った通りに描いてみればいいのです。
その中で、イラストソフトの疑問等があれば、その都度調べればいいだけです。
大切なのはアウトプット。つまり行動です。
未完成の作品でも誰かに見せてしまえばいいのです。
評価をもらい訂正、評価をもらい訂正この繰り返しです。
ここで重要なのが続けるということです。
全く知らない人に読んでもらったとして「つまらない」と言われれば、
つまらない作品だと自分で理解していても傷つくものです。
なので重要になってくるのは、①目標設定|漫画家になるでお話しした
一番信頼した友人です。
つまらない漫画をつまらないところから読んで評価してくれるので
友人の評価をないがしろにせず、しっかりと聞いて訂正していけば、
まさに鬼に金棒。
あなたのスキルは飛躍的にアップするはずです。
⑤実践練習|SNSにアップor持ち込み
さぁ、いよいよここからが本番です。
全く自分を知らない人たちに作品を見てもらいましょう。
本音を言うととても傷つきますが、その分見返りは十二分にあります。
それは、彼らが私たちにとって最も大切にすべき「読者」だからです。
なにげなくもらったメッセージに
・「つまらない」
・「絵が下手」
・「読みにくい」
と書き込みがされれば、それが本質的な評価なのです。
なのでそう言われた場合はすべて直そうとするのではなく、
一つずつ着実に直していきましょう。
まとめて解決しようとする人がほとんどだとは思います。
ですが、それでは結局全体的にないがしろにしてしまい、
前よりうまくなったけど結局微妙となってしまいます。
ストーリーならストーリー、絵なら絵と重点的に重きを置いて行きましょう
結論とまとめ
結論|ペンタブ購入|貯金に余裕があれば、液晶タブレットを買うべき
簡単にペンタブと液晶タブレットの違いを説明すると・・・
パソコン環境内で絵を描くことに慣れるスピードです
ペンタブは、早くても慣れるのに1か月はかかってしまいます
イメージしやすい例でいうと二人場織のような感じです
画面を見ながら機械の上で手を動かすので引きたい場所に線が引けない、感覚的に絵が描けないという問題が発生します。
思った以上にイライラします。
ただでさえ漫画やイラストを描こうとしているだけでもストレスなのにそこにさらに負荷がかかってしまうので金銭面に余裕があれば、液晶タブレットを購入することを推奨します。
挑戦するあなたのために・・・
色々お話しさせていただきましたが、漫画が描きたいと思ったら即行動しましょう。
作業環境が整っていなくても構いません。
作業環境を整えることに集中してしまうと、
作業環境を整えることに満足してしまうからです。
テスト前にテスト勉強をするためのノートを必死に作り、ノートが完成した結果燃え尽きてしまうことと同じです。
―大切なのは行動です。まずは動きましょう。
思い立ったが吉日という言葉がありますが、まさにその通りだと思います。
あなたの行動次第でこれからの未来が大きく変化することを切に願っています。
ご拝読ありがとうございました。