Contents
本記事のテーマ
こちらの記事は、
「授業時間にちょっとだけ絵が描いてみたい」
「さらにキャラクターを上手く描きたい」
「何から学べばいいのかわからない」
といった初挑戦の人から描き始めの人達がキャラクターの顔を楽しくそして素早く上達するための【完全攻略マニュアル】|Vol.3となっております。
また本記事は、顔の描き方【完全攻略マニュアル】Vol.3となっております。Vol.1,2と順に学んでいくことでさらに絵が上達する内容となっております。
それでは、前回の続きを理解したうえでさらに顔が上達するための描き方をご紹介させていただきます。
修行④|セットで描くことで効率アップ!
前回の【完全攻略マニュアル】|Vol.2で眼についてお話しさせていただきました。
本当は顔のパーツはセットでのご紹介をしたかったのですが、やはり眼のこだわりは捨てきれませんでした・・・。ということで輪郭と眼さえ描けてしまえば、あとはもう少しです。
こちらの修行④では、鼻と口の描き方をご紹介させていただきます。
鼻と口は2つセットで描くことでバランスのずれを防ぐことと同時にそのキャラにあった鼻や口を描くことができるので、鼻と口はセットで描き切ってしまいましょう。
それではご紹介させていただきます。
すぐに身につく!鼻と口の上達する描き方
鼻の形を描きましょう!とはいえ鼻をリアルに描くとなると初挑戦される人には、中々ハードルが高いわけです。なので今回は、初挑戦の人必見の簡単だけど上手に見える鼻の描き方を3つご紹介します。
Lv1│簡単なのに描きやすい可愛い鼻
正直なところ鼻の練習するくらいなら、顔の輪郭とか髪の練習をしたいって思いませんか?
そんな人必見の鼻の描き方があります。
他には初挑戦の人、アニメ、マンガの様な可愛いキャラクターを手軽に簡単に描きたい人にも非常に良い描き方です。
それではどのように描くかをご紹介します。
簡単です。
顔の中心に点を描きましょう。
「これだけ?」と思われる人も多いと思います。安心してください。これだけです。
難易度は前回の眼に比べれば格段に低いと思われます。
ですがここで気をつけるポイントがあります。
点を少し斜め、鼻の長さを長くしすぎないことです
理由としては、この可愛い鼻は人の鼻の頂点だけを描いた物なのであまり長すぎるとギャグ漫画のようなエセ外国人のようになってしまいます。
そういうキャラクターが描きたい場合は、長く引いて可愛いキャラクターが描きたい人は短くを意識しましょう。
コツは自分の絵にあった長短を決めることです。
Lv2│他の人と差をつけたいかっこいい鼻
絵を描いていても、この鼻を描き方をしている人をあまり見かけませんね。
見た目より簡単に描けるので、オリジナル性の高い絵にしたい人向きな鼻となっております。
描き方としては、顔の中心より少し上に小さいひし形を描くイメージです。
この時のポイントは、
しっかりとしたひし形ではなく角を丸めたひし形にすることです。
ひし形ではなく、楕円形に近いかもしれないですね。
ひし形と楕円形のちょうど間をとることがベストです。
かっこいい鼻を描く上で注意することは、鼻の付け根を意識して鼻を描くということです。
こちらのかっこいい鼻は、人の顔に生まれる影だけを描いたものとなっています。なのでリアルな鼻の形を理解した上で描くとさらにかっこよく描くことができます。
Lv3│実用性◎汎用性◎役立つリアルな鼻
リアルな鼻を描くことが出来れば、大抵のどんな鼻でも簡単に描けてしまいます。
それに似顔絵やデザインをしたい時、リアルな鼻が描ける人と描けない人となれば技術面で大きな差が生まれます。
ですので、初挑戦の人には難しい点が多いとは思いますが描けることが出来れば鬼の一筆です。是非挑戦してみてください。
リアルな鼻を描く上での注意点は、こちらになります。
リアルな鼻は線で描かず、影で表現する
リアルな鼻を線で描いてしまうと、取り外し可能なロボットのような鼻ニンニクになってしまいます。面白いギャグ漫画を描きたい人にとっては◎です。
しかしマンガ、イラスト的キャラクターを描きたい人にとっては、あまりいい手段とは言えません。ですので線で描きがちな部分に斜め線で影をつけてみてください。
手順としては、鼻ニンニクにする→鼻の輪郭線を消しながら影をつける。この方法が最も手っ取り早く簡単に上達する手順だと思います。
慣れてくれば、影からつけれるようになるので焦らず続けましょう。
それでは、描きたい鼻が決まったところで口の描き方をご紹介します。
修行⑤│自由度の鬼、口の描き方
口を描く上で最も重要なのは左右のバランスです。右に傾いたり左に傾いたりしていては、表情にバラツキが生まれてしまいます。そこでご紹介するのが鼻とセットで描く方法です。
・鼻の真下に口の中心がくるように描こう!
口を描くときは、本当に自由だなぁと感じます。なんたって定規で線を引いたとしてもちゃんと口になりますし「V」を描いただけでも笑っているように見えます。
ですが、そんな中でもやはり私のサイトでは挑戦者や描き始めの人に楽しく描いてほしい!ですのでおおまかに簡単に描ける3種類の口を紹介いたします。これ描きやすいし良いなと思った人は是非試してみて、もっと色々な口が描きたいといった感じで少しずつスキルアップしてくだされば幸いです。
Lv1|もし女の子のキャラクターが描きたいならこれ!
どこか抜けている天然っぽい女子キャラクターの様になりましたね。
口一つとってもここまで雰囲気は変化します。ではこちらの描き方をご紹介させていただきます。と言っても見ての通りです。
・困ったら〇か△を描いていれば大抵女の子のキャラに見える
こちらの〇や△は4コマ漫画でよく見かける技法です。一度試してみればわかりますが、本当に簡単です。鼻とセットで描き中心をずらさないことで、さらに上達スピードも上がりほぼキャラクター完成と言っても過言ではないでしょう。
本当に文字で書く事がなくなってしまう程、簡単なのでぜひお試しください!
Lv2|かっこよくはにかんだ男キャラならこれ!
すごいですよね。口元一つでここまで印象が変化します。
この笑みを含んだかっこいい口元の描き方は、初挑戦の人からですとグーンと難易度上がります。口角を少し上にあげるが中央では少し下がる。
このちょうどいい当たりが中々難しくなってきます。
なので初めてこの口を描くよ!といった人は、まず横線を一つ引いてその線を基準に口角をあげて中央を少し下げる修正をすれば簡単に描くことができます。
大事なことは大げさに描きすぎず若干曲がってるかな?という若干曲げるという技術です。苦労する分かっこいい口なのでぜひ挑戦してみてほしいです。
では最後に、口を開けた描き方をご紹介します。
Lv3|いつか描くことになる口の中を描いてみよう!
口の中は、マンガやイラストでいつかは絶対に必要になっていく技術です。
少々難しいですが、これを描けるようになればもっと自然な形で可愛い口やかっこいい口を描くことができるようになります。
ですが、口の開けた描き方は攻略方法がありません。ただ真似をして描くしかありません。
なのでいかんせん苦労します。正直大変なので、本気で絵を描こうとしている人は絶対に挑戦しましょう。自分の実力と画力の無さを突き付けられるいい機会となっております。
ですが練習すればすぐに描けるようになりますので、無理せず頑張っていただきたいです。
まとめ|あなたの歩幅で進みましょう!
いかがだったでしょうか?
鼻や口だけでも意外と種類があったのではないでしょうか?
ですがこんなのほんの一部です。ぜひアニメや漫画が好きな人は注意してみてみてください。本当に沢山ありすぎて「こんなに描けないよ」となってしまいます。
ですがいくら才能があろうとも人の時間は皆同じです。難しいと思うことに挑戦することも大切なことですが難しすぎて挫折して描かなくなってしまうことは一番避けたい行動です。
なので、できるだけ簡単なものから少しずつ挑戦していくと楽しく上達していくことができると思います。他人の歩幅ではなく自分の歩幅を大切にしていればきっといつの日かあなたにも鬼の一筆が描けることでしょう!無理せず、続けていきましょう。
それでは次回は、顔の描き方【完全攻略マニュアル】最終回です。最後は、キャラを描くうえでとてもつらく、とても楽しい髪形編となっております。キャラを描く上での重要性は眼といい勝負・・・いや、それ以上かもしれません。では、また次回でお会いしましょう。あなたに鬼の一筆が描けることを願っております。