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本記事の内容
キャラクターの顔は模写や練習が楽しくて沢山描くので気づけば上手くなっていくのですが、問題は【手】です。
顔のように、個性が顕著に現れることもないですしキャラクターを描く時に絶対に必要な部分ではない。何より、手はバランスをとるのが相当難しいので手を描いていて楽しいと思うには中々時間が必要です。そんなあなたにどのようにすれば、手を描くことが楽しくなるのか上手くなるのかをご紹介させていただきます。
上達のテクニックや続ける上での楽しさを見つけていただけると幸いです。
自分の実力を知りましょう
まずは、自分がどれだけ描けてどの部分が弱いのかを把握しておく必要があります。ここでは丁寧に描く必要はありません。あなたの実力をそのまま描きましょう。
描けましたか?では、その手を基準に鬼の一筆が描けるようにどんどん上達していきましょう!
改革①│考え方を変えましょう
やっぱり人と比べると私って下手だなぁとなってしまいますよね。
そうなってしまうともっと上手くなってやる!とは中々思えなくないですか?
私が描き始めた頃はとくに「あ〜中々上手くならないなぁ」とよく思っていました。(今でも悩みではありますが)
そんな時、私は上手く描こうと必死でした。
どうすれば上手く描けるのか?何が重要なのか?を探して探しまくっていました。
ですがある時、あまりに上手くならないので考え方を反転してみたんですよね。
「私は、下手なんじゃなくて下手に描くのが上手いんだ」ってね。
そうすると後は、「上手くなればいいだけじゃないか」と思えるようになったんですよね。
そして資料探しをやめて鬼の練習をしました。すると1ヶ月程で効果が現れました!
ですので、一度力を抜いてみることも一つの手段だと思います。
抜いてみて「あ、違うな」と思えばあなたにピッタリ合ったやり方が見つかると思います。
メンタルの面から探して続けられるメンタルを作りましょう。
改革②|一番近くにあって一番良い手の見本
絵を練習するときにわざわざ本を購入された人いらっしゃいますか?
私は、めちゃくちゃ沢山買っていた人なんですけど結局読まなくないですか、あれ。
私だけかもしれませんが結局のところ、こうすれば絶対上手く描けるって書いてくれないんで情報として「ん~イマイチだなぁ、結局どうりゃいいんだよ」となっていました。
それに、結構お高いですよね?あれ。
本を読むことも重要かもしれませんが結局大事なことは絵を描いて自分の体で覚えることなので私としては、本当にあの教材は意味あるのかしらと思ってしまっていたわけです。
もし私と同様の境遇にある人がいらっしゃいましたらそんなあなたに朗報です。
なんと無料でそしてあなたのいつもそばにあるもので、同じ・・・いやそれ以上の効果を得られる教材があります。こちらの鬼の一筆ではございませんのご安心ください。
私が思う最高の見本、それは・・・
自分の手です!
予想通りだったでしょうか?予想外だったら嬉しいですが、そんなことは置いといて自分の手を描き続けましょう。
・右利きの人→左手を描きましょう
・左利きの人→右手を描きましょう
利き手と逆の手を描いてください。片手さえ描けるようにならば反転指せるだけですのでそこまで苦ではありませんので。
ですがここで手だけを闇雲に描いてしまうと楽しくなくなってしまう場合があります。
そこで私からの気をつけておいてほしいポイントです。
・手だけを練習しないようにしましょう!
・同じ角度の手だけではなく色々な面を描くようにしましょう!
というのも、手だけを練習すると本当に楽しくありません。
眼もないし髪もないし口もないし、どうすればかっこよく描けるのかとか可愛く描けるのかかが全く分かりません。そんな中で手を描くと嫌々になってしまいます。
なので、手を練習する際は手を描いた後に頭や体を描いてそれっぽいポージングになるように絵を描くと楽しいです。いつもの自分では、思いもつかないようなポージングで描けたりそれこそ頭を描くの絵でかっこいいキャラを描くことができますので非常に楽しいです。
それともう一つ手の角度なんですけど、手は頭と違い前後左右だけでは少々描けない部分が出てきてしまいます。なので360°どの角度でも描ける!となることが理想ですが、360°描けたらいいなってくらいの意気込みでできるだけ続けて描きましょう。
もしかすると一番成長するコツは、続けることかもしれませんね。
改革③|超裏技!ディズニーに学ぶ。ズルい手の描き方
皆さんディズニーをご存知でしょうか?夢の国にネズミのキャラクターがいて女性人気の大変高いあれです。
皆さん、ご存知でしょうか?ディズニーキャラクターの指って4本しかないんですよ!
初めて、友人から教えてもらったときは本当に驚きました。
でもどうして4本何だろう?と考えてみたんですよね。キャラクターは接しやすいものがいいはずなのにどうして1本減らしてしまったのだろうと・・・
所説は沢山あるようですが、私がディズニーから学んだことは、指を指とは見ないで塊として見るということです。
言葉で説明すると混乱してしまいますので、ここからは画像を含めて説明させていただきます。要はこういうことです。
上の画像では、人差し指と中指を塊として見ることにより指を4本にしています。
そして塊にした部分に線を引くことにより何が起きたかというと、バランスがめちゃくちゃ取りやすくなったんですよね。
初挑戦ですと、どうしても指を5本描こうという意識しすぎてしまい指が開きすぎや手のひらの大きさより大幅に指がはみ出してしまうといった問題がよく起こります。
それをズッパリと解消してくれたのがこちらのディズニー描きです。
上の画像はあくまで例ですが、人差し指と中指だけでなく中指と薬指、薬指と小指などといった合わせ方をすることが可能です。指を4本にすることによるバランスのとりやすさは格段に変わってくるので是非お試しください。
改革④|実践的手を描くためのベース反復練習
そんなに長くはなりません。簡単です。
・手の甲、平の部分を長方形で描きましょう!
・指先は、左手なら右肩下がり、右手なら左肩下がりにしましょう!
・細かい関節やシワは描かない!細目で見てわかる部分だけ描きましょう!
手の甲や手のひらは、自分の手だと正方形に近い形に見える人が多いと思いますが長方形を使った細長い手の方が美しく見えるので綺麗な手を描きたい人は長方形を意識してください。手首側ではなく指先側を丸めることでより手の形に近づくので是非お試しください。
指先は、曲げることにより手に丸みが生まれます。
丸みが生まれるということはそれだけ球体に近いということなのでバランスを整えることが容易になります。初挑戦で描く一番のつまずきやすい部分を少しでも回避することができるので是非お試しください。
最後のシワや間接に関しては、賛否両論あると思います。
リアル目苗を描きたい人は是非描いてくださいアニメキャラやマンガ、イラストなどの2次元キャラを描きたい場合は、さほど重要ではないので目を細めてもわかるシワ、遠目で見てもわかるシワだけを残し他の堀はすべて無視して描いていきましょう。手で大事なのは中身の部分ではなくシルエットです。シルエットさえ描けてしまえば、あとはイメージだけでどの角度も描けるようになるので頑張って疲れない程度に練習してください。
まとめ|結局手を描くためには・・・
残念ですが練習しかありません。練習して練習していくと形がつかめてくるので、形がつかめるようになるまでは反復練習を参考に練習してみてください。手を描くことができるようになれば、よりキャラクターを生き生きと描くことができるようになるので絵の楽しみはさらに増していきます。手を描く上で疲れてしまわないようにするためのコツは、
「今日も手をヘタに描くのが上手いなぁ!」です。
是非一度騙されたと思ってお試しください。嘘っぽいですが意外と役立ちます