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本記事の内容
手止まってませんか?
白紙の紙を前にしてどうしてもアイデアやイメージが浮かばない時ありますよね。
そんな時、あなたはどうしているでしょうか?
そのまま無理やりにでも描き勧めるでしょうか、それとも良いイメージが浮かぶまで制作を打ち止めるでしょうか?
本記事では、そんな白紙を前に手が止まってしまうという人達のためにどんな時でも安定して良作品を生み出せるようにするための裏技をご紹介させていただきます。
自分を許すことを覚えましょう
やっぱり描くなら誰もが「あっ」っというような良い作品作りたいですよね。
でもいい作品を作ろうとするあまり本当に大事なものを見落としてはいないでしょうか?
頑張ろうとするあまり自分自身の首を絞めて身動きできないようになってはいませんか?
私は、若干完璧主義なところがありまして「ここなんか変だなぁ、ここも・・・あ、ここも」と訂正して訂正してを繰り返すうちになんだか疲れるし、しんどいしまるで泥沼にはまってしまったような感覚になりつつ途方もない時間をかけ1枚描き上げたことがあります。ですがその途方もない時間の結果はあまりにも少なかったんですよね。
いえ、無いに等しかったです
自分も辛いし見てくれた人もあんまりよく思はない・・・あまり認めたくはないですが、最悪の結果ですよね。一体全体どうしてこんなに辛いんだろ・・・と本気で落ち込みましたしあれだけ楽しく描いていた絵をめちゃくちゃ嫌いになりそうでした。
▼「誰かに評価されるために・・・」
▼「いいねの数がどれだけ増えるだろう?」
▼「前より上手く描けているか・・・」
今思い返してみれば良い作品を描こうとし過ぎていたのかもしれません。
より良い絵を描こうとし過ぎて自部自身の楽しさを置いてきていたのかもしれません。
自己満足では生きてはいけない世界だということは、百も承知です。ですが自分の気持ちをないがしろにしていいわけでもないと思うんですよね。
それこそいい塩梅、ちょうど真ん中を取れるように努力すべきだと思うんですよね。
今あの時の自分に声をかけるとしたら、「ちょっと休めば?」と言いたいですね。
気合いを入れたり根をつめたりすることも時には大事です、でも大好きだったことを大嫌いになるほど自分を追い詰めなくても続けさえしていれば、結果はついてくると思うんですよね。
なので自分を責めすぎるのはやめましょう。毎度良い作品を生み出せる人なんてこの世の中に存在しません。天才でもない凡才は地道に歩き続けることが最も大事なことだと思います。
とはいえ自分を許しなさい、なんて言われても中々許せませんよね。
きっと昔の私が今の私の言葉を聞いたとしても完全に無視すると思います。
なので絶対に止まりたくないというあなたのために白紙から絶対に手が止まらずに作品を描き上げるコツをお話しします
STEP1|下手は大前提、下手でいいじゃん。楽しく描けよ
「下手じゃダメなんだよ!」って声が聞こえてきそうですね。
まぁ、そうですよね。下手よりは上手いほうが良いのは当たり前ですよね。
でも手が止まっていては、今のあなたは下手な絵さえ描けていませんよ?
それなのに上手い絵を描きたいなんて天狗にもほどがあると思うんですよね。
そんなにうまい絵を描きたいなら、その止まった手を動かせよって話なんですよ。
なので何を描いていいかわからない時は、とりあえずわからないまま手を動かしちゃいましょう!何言ってるかわからないかもしれませんが文の通りです。
ぐちゃぐちゃっと何も考えずに線を描きましょう!
こんな感じです→
今日描くイラスト思いつかなかったので丁度いいです(笑)
ですが、このままだと何が何だかわからないですよね。
なのでここからイラストに大変身させていきたいと思います。
イメージが浮かぶまでずっと手を動かし続けてください!
STEP2|ここからがあなたの本領発揮!
上のようなぐちゃぐちゃっとテキトーに描いた線ありますよね?この線からイラストに重要なキャラを探していきましょう。これも何となくでいいです。
見つからないなぁと思えば何度もぐちゃぐちゃっと描きなおしてイメージが膨らむまでひたすら手を動かし続けてください。
今回の場合はたまたまイメージが浮かんだので上の画像をそのまま使用したいと思います。
なんとなくこの辺りが顔かなぁと決めてから首、体と少しずつアタリを決めると横の図のようになりました。
結構イメージが変わりましたね。
ここまでいけば、私は塗りの作業に入ります。清書なんてくそくらえです。
楽しみ方次第でなんとなくでも形になるはず!
とりあえず完成しました。
ん~圧倒的に時間が足りないといった感じが否めませんね。
ですが普段描かないような面白い構図や表情になったので良かったです。
もし白紙を前に手が止まってしまった人は一度ぐちゃぐちゃっと描いてみてそこからアイデアのひらめきを得てみてください。普段描かないような自分に出会うことができるかもしれません。そうすればさらにスキルアップできること間違いなしです!
まとめ|ナンバーワンではなくオンリーワンを目指す
絵描きさんなんて世の中に有象無象問います。その中で上手いか下手かで勝負するのはあまりに早計だと思います。上手さを目指すのもいいですが、一度立ち止まって自分にだけ作れると強味を考えてもいいかもしれませんし新しくやりたいことを見つけてそれと組み合わせて新たなジャンルを開拓してもいいかもしれません。
ま、結局言いたいことはすべて冒頭でお話しさせていただきました。
自分自身を追い詰めないで例え下手な絵でも伸び伸びと描くことが大切だと思います。
手が止まったっていじゃないですか。また動く時に描けばいいんですよ。今日は止まる日だから仕方ないと逃げる日があったとしても何も問題はないと思います。
ファンはきっとあなたを待ってくれるし別に1日1週間くらいで何も言わないと思います。なので他の人を大事にすることは大変美徳ですし最も重要なことですが、
自分を消しすぎないでください
あなたは一人じゃありません。お互いに夢を目指して頑張りましょう